英国王のスピーチと海賊王のドリンクカップ
おひさしぶりでございます。
さて今回は、予てより気になっていました映画「英国王のスピーチ」を
鑑賞してきました。
1925年、吃音症に悩むアルバート王子は、妻エリザベス妃が見守るなか、
父ジョージ5世の代理として大英帝国博覧会で開会の演説を行うが
さんざんな結果に終わってしまい、聴衆を落胆させてしまう。
アルバート王子はなんとか吃音症を治そうと、さまざまな治療を試したが
効果は得られずあきらめかけていた。
しかし、オーストラリア出身の言語聴覚士ローグと出会い、
彼の型破りな治療法によって徐々に吃音を克服しはじめる。
1937年父の跡を継ぎ王に即位した兄のエドワード8世の突然の退位により、
アルバート王子は新たな国王として即位する。
ヨーロッパではナチスドイツのファシズム、ソ連をはじめとする共産主義が台頭し、
世界は2度目の大戦に向けて大きく動いていくなか、英国は王家の継続性を保ち
国民の奮起をうながすため、国王による開戦の緊急演説を行う事を決定する。
国王となったアルバートは吃音症を乗り越え、
約10分にも及ぶスピーチを成し遂げる事ができるのか。
と、現イギリス女王のエリザベス2世の父親で前国王ジョージ6世の
実話を元にした物語です。
映画館はロイヤルウエディングの影響なのか、満席でしたよ。
私もスピーチが苦手で人前に立つとヒザがガクガクなので、
吃音のアルバート王子のプレッシャーたるや比べ物にならない程
とんでもないものだったはずです。
劇中で言語聴覚士のローグが「生まれつき吃音の子どもはいない」と
言っていたのを聞いて、自分の学生時代に吃音の友人がいた事を思い出しました。
彼は実に魅力的な人物で、空手の有段者であり特技は料理とお菓子作り。
とくにお菓子作りの腕は素晴らしく、友人たちに自作ケーキを振舞うこともしばしば。
話しを戻しますが、ローグの治療の内容の真偽はさておき、王子と町の言語聴覚士が
お互い対等の立場として、友人関係を築きながら吃音を克服していく過程が温かみを
もって描かれており、みているこちらも「頑張れ王子!大丈夫、うまくしゃべれてるよ!」と
応援したくなる良い映画でした。
そして
映画館の売店で気になるモノを発見。
http://www.warnermycal.com/store/pirates_4.html
これ、欲しいなあ。でも750円は高いなあ。
できれば2種類とも欲しいなあ。
数量限定?
うーん。
よし、買おう!2つ。
我らがキャプテン!ジャック・スパロウを事務所のデスクに迎え入れるため!
1,400円ぐらい、どうって事は無いはず!
買った買ったよ。2種とも買ったよ。
プラスチック製のドリンクカップに優雅に、そして誇らしげに佇む
我らがキャプテン!ジャック・スパ・・・・
キャプテ・・・
・・・・えっと・・・
誰?
本年もTRIPODDESIGNを宜しくお願い申しあげます。